今回は心音シミュレーション機器の「イチロー」を使用しての心音トレーニングでした。まずは基本となる2音の分裂の評価の仕方から始まり、3音、4音の病態と臨床的意義を理解した上での聴診の仕方を実践的に再確認しました。その後はASやMRなどに代表される弁膜症をはじめ、様々な病態の診察シミュレーションを行い、正しく評価できるかどうか、皆でクイズ形式で競い合いました。今回の濃厚なトレーニングを終えて心音聴診が非常に楽しくなったので、明日から心エコーのみに頼るのではなく、自分で可能な限り詳細な所見をとってみようと思います。