今回は臨床推論の講義でした。
今までアルゴリズム法や徹底検討法などの方法はあることは知っていましたが、システム1やシステム2や二重プロセス理論などの言葉を聞いたことは初めてで、非常に刺激になりました。外来や救急の現場でも頻回に出会う症候に対しては直感的に鑑別がいくつか出てきますが、そうでない症候に対しては少し考えたり調べたりしないといけないので、これが短期作業記憶と長期作業記憶の領域の違いなのだ!と納得しました。
最終的には「疾患スクリプト」といわれる各疾患の解像度を上げていくことと事前確立と事後確率を意識して診断をしていくことが重要なのだと認識しました。勉強になりました!