下村先生の漢方講義も1年継続していただき、これで11回目の講義になりまりたが、いよいよ実践的になってきました。
今回は「気血水」の2回目ということで、「水毒」、「瘀血」、「血虚」、「気逆」、「気鬱」、「気虚」の証の診方とそれぞれに処方すべき薬剤の詳細な解説がありました。総合診療科の外来は、器質的原因がはっきりしない不定愁訴的な症状が主訴の患者さんが多いのですが、今回の講義はそれらの方々をどのように診察して、どのように考え、どの漢方製剤を処方したらよいのか、大変勉強になりました。ちなみに今回のスライドも、いつものように全編ユーモアにあふれた下村流でした(笑)。