入局希望の方へ

入局希望の皆様方へ

ごあいさつ

みなさんこんにちは。大阪医科薬科大学病院総合診療科科長で本プログラム責任者の鈴木富雄です。

 大阪医科大学は2021年4月に大阪薬科大学と統合して大阪医科薬科大学となり、本プログラム名も「大阪医科大学附属病院 総合診療専門研修プログラム」から「大阪医科薬科大学病院 総合診療専門研修プログラム」に変わりました。

 当プログラムでは現在、卒後3~6年目の専攻医12名、大学院生3名が在籍し、日夜診療、教育、研究に励んでいます。家庭医として開業を考えている者、病院総合医としての研鑽を積みたい者、卒前教育や卒後教育に関心の高い者、感染症診療分野で活躍したい者、彼らが希望する将来像は実に様々ですが、皆に共通しているのは、常にどんな時でも目の前の患者に対して真摯に対応できる「あなたの専門家」でありたいという強い思いです。彼らの学びに対する意識は貪欲であり、日々の診療を通じての成長は目覚ましいものがありますが、雰囲気は極めて和やかで、和気あいあいと毎日の研修に励んでいます。

 皆さんも私たちと一緒に、自分自身の未来への輝かしいキャリアと日本における総合診療の新たな歴史を創っていきませんか?よろしければまずは是非一度、気軽に見学にお越しください。

 教授室でたくさんのお菓子と素敵な秘書がお待ちしております。

大阪医科薬科大学病院 総合診療科科長
鈴木 富雄

 


2024年4月より入局しました大村祐希です。
私は大阪医科薬科大学を卒業後、同院で初期研修を終了し、そのまま総合診療科に入局しました。学生の頃より医局にはお世話になっており、その居心地の良い雰囲気が好きでそのまま残ってしまいました。私は昔から患者さんの抱える「不安」を少しでも減らしてあげられるような医師になりたいと思っていました。総合診療科は患者さんの「疾患」中心ではなく「訴え」中心にアプローチすることができる診療科だと思い、自分の理想を実現できる科だと考えています。総合診療科というと浅く広くのイメージがあるかもしれませんが、ここでは総合診療科の深みである「専門性」も身に付けることができると思っています。興味がある方は是非見学にお越しください。一緒に総合診療専門医を目指しませんか?

大村

大村祐希


2024年4月から大阪医科薬科大学総合診療科に専攻医として入局いたしました、中西篤史と申します。2007年に卒業し、今年で医師として17年目になりました。これまでは産婦人科医として、主に周産期医療に取り組んできましたが、一念発起しジェネラリストを目指すことにしました。もともとジェネラリストには関心があり、小児科なら全身を診ることができると考え小児科を志望しましたが、病院実習で分娩の素晴らしさに魅せられ周産期の世界に飛び込みました。周産期医療をやりつくしたわけではありませんが、この年齢になりもう一つの夢であるジェネラリストを目指すなら最後のチャンスと思い、ダメもとで鈴木先生の教室の門を叩いたところ、受け入れていただけることになり大変感謝しております。目の前の患者さん、「あなたの専門家」であり続けられるよう、日々努力していく所存ですので、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。

中西

中西篤史


2024年4月に入局した清水です。福井大学を卒業後市中病院で初期研修を行い、3年目の春から大阪医科薬科大学病院総合診療科に飛び込みました。慣れない環境下ではありますが医局の先生方、秘書さんの助けを大いに借りて日々精進しています。毎日の回診では身体診察が鍛えられますし、カンファレンスも毎日密にあるため自分の症例についても逐一相談しやすい環境です。また多種多様な疾患の入院患者さんがいて新しい学びが沢山あります。他科とのやり取りなど大変なことも多いですがやりがいのある日々だと実感しています。総合診療医を目指す皆様、是非一度見学にいらしてください!お待ちしています。

清水

清水理央


 

IMG_3017 HP用 カンファレンスう風景

カンファレンス風景

総合診療科 カンファレンス・勉強会などのスケジュール

専攻医と研修医のためのレクチャー
週1~2回 
医師としての必要な心構えと、総合診療に必要な知識を、コンパクトに凝縮した濃厚な時間です。
ベットサイドティーチング
火・金 15時~17時
診療科長の鈴木が研修医や専攻医と共に、入院中の患者に対して一人一人時間をかけて回診します。ベットサイドティーチングの神髄がここにあります。
入院カンファレンス
月 15時半~17時
研修医や専攻医が受け持ちの入院症例をプレゼンテーションした後、参加者全員でディスカッションをして議論を深めます。診断困難例や治療方針が立ちにくい症例を共有して方向付けをする重要なカンファレンスです。
救急・外来カンファレンス
木 15時半~17時
救急当直や外来での興味深い症例の共有や、治療方針の決定の相談など、何でも気軽に議論のできる場です。たくさんのクリニカルパールが示される大変有意義なカンファレンスです。
抄読会
火(隔週)8時~8時半
専攻医が持ち回りで、それぞれの興味に応じて、総合診療・家庭医療に関する英文論文を読み込み、簡単な資料を作成して皆で論文からの学びを共有します。
レジデントデイ
ある土 (月に2回)
専攻医が持ち回りで、家庭医療専門医取得に必要な書式でポートフォリオを作成し、指導医の下で文献などを調べ、理論的背景を深めながら、皆で学びの振り返りを行っています。この時間は、キャリアを確実に積み上げていく上で欠かすことのできない「メタ認知」を行う絶好の機会となっています。
漢方レクチャー
木(月に一度)
日本プライマリ・ケア学会指導医で日本東洋医学会漢方専門医でもある漢方の達人、下村先生による、非常にわかりやすい漢方レクチャー。証を見極め適切な手を打つ。必見の講義です。

研修プログラム3つの特徴

研修プログラムの一例

病歴と身体診察を基本とし、
患者の思いに応えられる本物の総合診療能力を獲得。
  • カンファレンスやレクチャーにて臨床推論の王道を研鑽
  • ジェネラリストのロールモデルの診療科長による直接指導
  • ベットサイド教育を通じて的確な診察手技をマスター
  • 丁寧なフィードバックにて学びを得る外来・病棟研修
  • 最後の砦の大学病院総合診療科医としての粘り強い診療姿勢

院内から全国に広がる濃密なネットワークを駆使し、
多彩なキャリアパスを支援。
  • 診療所から第一線病院までの指導体制の充実した協力施設群
  • 大阪医大での専門各科の柔軟で熱意溢れる全面的サポート体制
  • 小児から高齢者、救急から在宅・緩和ケアまでの幅広い研修機会
  • 卒前卒後の医学教育への参加機会や留学および教員への道もあり
  • ワーク・ライフバランスを第一に女性のキャリアも最大支援

プロフェッショナルとしての生涯に渡る成長と
学びの方略を確立。
  • 定期的な振り返りにより到達地点を確認し次の目標を設定
  • ストレスフルな問題に対するSEA(significant event analysis)
  • ジレンマや悩みも気軽に相談できる指導医と医局の雰囲気
  • 成長の証のポートフォリオ記述に関する明快で詳細な指導
  • 生涯にわたり成長する省察的実践者としての個人をサポート

常に目の前の患者に真摯に対応し最善の選択ができる
「あなたの専門家」になるために。

■2025年度 レジデント・専攻医  募集要項    詳細はこちら    

 まずはお気軽にお問い合わせください。

問い合わせ先大阪医科薬科大学病院 総合診療科
Mail: gmd@ompu.ac.jp

大阪医科薬科大学病院 総合診療科 総合診療専門研修プログラム 2024年 案内パンフレットはこちら

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